![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
||
![]() |
||
|
||
archive
|
[今日の独言(ひとこと)]
新型ウィルスの間接的被害で多くの業種で経済活動が低迷している。
世間の自粛活動により飲食店や観光地、ホテルやイベント会社などは大打撃を受けているようだ。 芸術分野においても、人の集まる美術館や演劇の舞台や、展示会やコンサートも軒並み閉館・公演中止・開催中止となり、死活問題にまで発展している。 その中でも最大規模のものとなると、やはり東京オリンピック・パラリンピックの開催延期になるだろう。 運営は国によるものだが、それに付いて労働するのは企業であり労働者だ。 開催を見越して投資を続けてきた企業も、飛行機や電車の交通各社も、スケジュールを押さえていたスタッフも、さらに言えば開会式で演技を見せる予定だったダンサーも仕事を失ったことになる。 開催を延期にしても国会議員や企業は耐えられるだろうが、一個人のダンサーにとっては収入減で死にかねない。 参加を予定していたアスリートにとってもそうだろうが、「また来年ね」というわけにはいかないのだ。 そして私も、こっそりと執筆を続けていた、東京オリンピックをテーマにした小説がお蔵入りになってしまった。 いや、新型コロナウィルスが広まり始めた辺りから不安はあったのだが、それでもオリンピックまではなくならないだろうと思って書き続けていた。 なにしろ世界的なイベントで、国家的プロジェクトなわけだから、どれだけウィルスが蔓延しても全力で押さえ込んで、強引にでも開催にこぎつけるに違いないと、近年急速に体がしぼんできた森さんならやってくれるだろうと、良くも悪くも楽観視していた。 ところがまさか、こんなことになるとは。 まさか、いち小説家ごときの自分が、ウィルスによる間接的被害を受けるとは。 まさか、聖火ランナーに応募しても選ばれなかった自分が、東京オリンピックの影響で仕事を失うとは、思いもよらなかった。 これも珍しく流行に乗っかろうと思ってしまったがための罰なのか。 いやいや、私に罰を与えるために世界中をパニックにするなよと。 ともあれ、脱力感と失望感に吐き気を催している今日この頃だ。 それでもまあ、仕方ないので、頑張ります。 色々と。 [一日三報]
[ロイター] ウォール街で最も写真に撮られたトレーダー、新型コロナに感染
知る人ぞ知る、通称「588おじさん」。 ウォール街の複雑な景気の動きを、一発の「顔芸」で表してくれていたナイスガイです。 新型コロナに感染して伏せっているというのもまた、昨今の折れ線グラフを象徴しているのか。 冗談はともかく心配だ。 [読売新聞] 名馬たてがみ連続切り取り、埼玉の50代女逮捕…自身のブログに「容疑者早く自首して」
古臭い刑事ドラマのような事件。 よく喋る奴ほど怪しいなんて、ミステリのオチとしては消化不良気味だが、現実はそんなもんらしい。 なお、たてがみフェチではなく売却目的だったという。 そんな売買もあるのかと、そっちのほうが驚いた。 [AFP] 「愛情」…犬が特別な理由を科学的に検証する
飼い猫の起源は「ネズミ取り」を目的に世界各地で共通しているが、飼い犬の起源は「猟犬」だけではなかったのかもしれない。 愛情、あるいは信頼感、そこから生まれる安心感と幸福を得るために飼い始めただろうか。 という話をすると、なんだかワンちゃんワンちゃんの犬ボケ婆さんのように思われそうだけど。 いやーでもなんかあると思うよ。 可愛いもん。 [今日の独言(ひとこと)]
新型コロナウィルスの被害を防ぐために、学校を休校にして、会社はテレワークを推奨して、イベントの自粛を要請して、不要不急の外出を控えるよう呼びかけている。
でも国会では、政治家たちが一堂に集まって口角泡を飛ばして議論し、記者会見では狭い部屋に大勢の取材陣が押しかけて、吐く溜息すらも漏らさないように近づいている。 国民の安全のため、身を挺してまで仕事に打ち込む姿勢は立派だが、ちょっとちぐはぐなことをしているようにも感じている。 まあ、イギリス議会などはもっとぎゅうぎゅう詰めで、あっちはあっちでもうちょっと何とかすればいいのになといつも思っている。 今回の騒動でちょっと脇に追いやられているが、アメリカでは大統領選向けて各党各者の攻防が続いている。 話によると、なんでもアメリカの大統領をはじめ政治家は、背が高い方が支持者を集めやすいというジンクスとも統計とも付かない事実があるようだ。 指導者は大きくて強そうなほうが良いというのは前時代的な話ではなく、直接殴り合うこともない現代においても大衆からは好かれやすいらしい。 トランプ大統領も73歳ながら190センチほどの長身で、体も大きくて顔も常に日焼けしているように見せかけている。 大衆の支持なくトップに就いた中国の習近平主席も180センチと大柄で体格も良く、実に中国人好みの大人(たいじん)然としている。 北朝鮮の金正恩委員長が就任して急激に肥えだしたのも、贅沢をしているのではなく健康で精力的な姿を見せようとした結果かもしれない。 日本の安倍晋三首相もああ見えて、どう見えてかはともかく、175センチと日本人の平均身長の167センチ(60代男性)より高い。 例外としてはロシアのプーチン大統領が170センチと、比較的長身の多いロシア人の中ではかなり低い。 ただこの人は謎の凄みでかさ増ししている気もするので、ともあれどの国でも指導者は大きい人の方が有利なようだ。 ということで、これだけ世界が大変な事態になっていながらも、国と世界を動かす政治家たちは背の高い人が選ばれて、狭い部屋で渋い顔を突き合わせて議論をしていることに違和感を抱いている。 政治こそ見た目に捕らわれないアバター&テレワークで運営できる役目の最たるものと思うのだが、世界はまだそうはならないようだ。 [一日三報]
[日経ビジネス] 成熟の欧州はいずこ? 消毒液盗難、パスタ売り切れ…パニックの様相
[AFP] 隔離生活でもバゲットは必需品、フランスで買いだめ 一度に50本買う人も [CNN] 銃のパニック買いが発生、新型ウイルス不安で 米 アメリカだとベーコンでも買い占めるのかよと思っていたら、予想外の買い占めが起きていた。 生活必需品、という点では同じようなものなのか。 アメリカの銃は世界や世間が不安になると売り上げが伸びる傾向がある。 だからこれまでも、これからも、絶対に無くならないのだ。 [AFP] 新型コロナ、ロボットが感染予防策を案内 インド
ロボはともかく、このインド特有のエスニックな顔は何に起因しているのか。 たぶんヒンドゥー教の絵画や像にならっているように思える。 このセンス、大切にしてほしい。 [MdN] スマホ依存に絶大な効果!? 時間が来るまで取り出せないタイマー付きボックス
そんなにか、と思うけど、世間を見ていると、そんなにかもしれない。 特にテレワークな最近は依存症を起こす人も多そう。 だったら電源でも切っておけば良いと思うのだが、そういうものでもないのか。 電話とかメールといった連絡手段と、ネットやゲームといった娯楽手段をくっつけたのが良くなかったのかな。 [今日の独言(ひとこと)]
新型コロナウィルスの感染拡大が続いている。
連日ニュースではそのことばかりが報じられているため、もしかすると感染被害を除けば世界は平和になっているのではないかとも思えてきた。 実際、大人は会社へ行かず、子供は学校へ行かず、イベントも中止になって出歩く機会が少なくなれば、外敵による被害はかなり抑えられるのではないだろうか。 感染が終息した後はそういった検証もされることを期待したい。 ウィルスの話といえばパスツールの功績が思い出される。 フランスの学者であった彼は、狂犬病に対して弱毒化した微生物を接種すれば免疫が得られることを発見し、ワクチンの予防接種という方法を開発した。 ただ彼はウィルスの存在は発見できておらず、狂犬病もより小さな細菌によって引き起こされるものと考えていた。 それでも原因不明の呪いなどと思われていた当時としては画期的なことだろう。 なお狂犬病にせよハンセン氏病にせよ、古くからある呪いの大半は細菌やウィルスに起因する病気であったと考えられる。 世が世なら新型コロナウィルスも、海の向こうから来た厄介な呪いと思われていたかもしれない。 それ以前に、世が世ならここまで広まっていないだろうが。 ウィルスと細菌の違いは、その大きさと性質によって分けられている。 ウィルスは細菌と比べると遥かに小さく、さらに自己増殖ができないという特徴がある。 そのためウィルスを生物とするか無生物とするかは曖昧になっている。 では生物の定義とは何かというと、外界と膜で仕切られている、代謝を行う、自己増殖(繁殖)できることだという。 しかし、それもはたして適切な分類かどうかは疑問が分かれるところだろう。 その観点でいくと、自分たちで自分たちのコピーを作れるようになった未来のロボットは生物と呼ばれるようになるのかもしれない。 そういえばアーサー・C・クラークの小説『3001年終局の旅』(2001年宇宙の旅からの4作目)では、宇宙人が作った知的生命体モノリスをコンピューターウィルスで撃退する話があった。 そのアイデアは、現代の感覚で言うとさすがにちょっとどうかと思うが、生物とウィルスとの戦いはこれからも続いていくのかもしれない。 [一日三報]
[共同通信] 聖徳太子オーロラを見た? 飛鳥時代、夜空に赤い扇形
新型コロナ肺炎も飛鳥時代なら呪いとなっていたわけで。 怪異を目の当たりにした古代人の発想はなかなか興味深いものです。 まあ現代人でもこれを宇宙人の痕跡と見る人もいますけど。 [CNN] 放し飼いの飼い猫、野生生物に深刻な被害 世界6カ国で行動調査
今日のネコ。 ネコは世界中の街に昔から居着いているが、その理由はどこも「ネズミ退治」で一致している。 日本もヨーロッパも中東も、これ以上に優れた兵器は存在しないと思って導入したわけです。 昨今のネコブームで一番戦々恐々としているのは、イヌではなくネズミを含めた小動物だろう。 [INTERNET Watch] なるほどその手が! 世界各国の検閲から逃れるための巨大図書館が仮想空間にオープン
今日のマイクラ万能説。 なるほどなぁと感心したが、あまり目立つとマイクラも検閲対象になるかも。 [今日の独言(ひとこと)]
今月の3月末をもって、出版社アルファポリスのメールマガジン配信サービスが終了になると発表された。
昨年の「melma!」の配信終了と同様に、今時の世間にそぐわないサービスとなったのが主な理由なのだろう。 これにともない、当メールマガジン配信元も「まぐまぐ」の一つだけになってしまった。 一時は5社から同時配信していたと思うと、時代の盛衰が感じられる昨今だ。 アルファポリスのメルマガは私にとっても因縁があり、メルマガで小説を配信したら面白いことになるのではという話を受けて執筆を始めて刊行までさせていただくことができた。 弊著の「THE CHAT」「THE CHAT Ver.2.1」がその作品で、当時はそこそこ人気を博していたと思う。 章分けがやたらと切れ切れになっているのもメルマガのサイズに合わせて作っていたからだ。 当時は大変だったが、お陰で長編、ミステリ、ホラー執筆の良い修行をさせていただいたと思っている。 なおアルファポリスにとっても初めての試みだったので、私のメルマガIDには一番手の1000001が付けられている。 結局、最初から最後まで完走することになりそうだ。 というわけで、現在アルファポリスからメルマガ配信サービスを受けておられる方は「まぐまぐ」への登録変更をお願いしたい。 ダラダラと続けているので、もうかなり読者も少なくなっているが、まあそれでも習慣になっているので、まだしばらくは続けていくつもりだ。 今後ともよろしく。 [一日三報]
[WIRED] 農作物を食べ尽くすバッタの被害は、温暖化で今後ますます加速する
[AFP] クウェートの冬の味覚「イナゴ」、栄養豊富なたんぱく源 今日の昆虫。 温暖化の影響がこんなところにも。 とって蝗害(こうがい)は天災であり、魔神パズスであり、歴史である。 だったらイナゴを食べればいいじゃない! は、マリー・アントワネットが発言したと広められたデマの、さらに改変なわけで。 なかなかそうもいかないのかなと。 [ITmedia] 「GIFをジフと呼ばないで」キャンペーン GIPHYとピーナツバター「Jif」メーカーがコラボ
いつまで同じ話をやっているのか。 大体、オーナーが「本当の呼び名は○○です! ××と呼ばないで!」などと言い出すと、結局どちらも呼ばれなくなって捨てられてしまうのが定番だったりするわけで。 大衆が愛着をもって呼んでいるなら、そっちを正とすると、どっちでも良いというスタンスにしてもいいんじゃないかと。 [毎日新聞] 「子供はヘディング禁止」 イギリスでガイドライン 「脳にダメージ与えるリスク」
ボクシングのパンチドランカーと似たようなものなので、子供に限らず大人も結構ダメージを受けていると思う。 ヘルメットとかヘッドギアを付ければ良いだけだと思うけど、ダメなのかしら。 [今日の独言(ひとこと)]
新型コロナウィルスの騒ぎで蜂の巣を突いたような騒ぎになっている。
これが蜂の巣ならまだ対処のしようもあるが、目に見えないままに感染して重症化したり、知らないうちに広めてしまったりするから厄介だ。 とはいえ、直接的にせよ間接的にせよ実害を被っている方々は大変だと思うが、災害の対応について色んな課題も見えたように感じている。 来たるべき日、ゾンビ化ウィルスが出現して世界中がパニックに陥った時に役立つことを期待している。 小説や映画においては、こういったパニック状態の見せ方と演出の仕方はなかなか難しい。 猛毒ウィルスで世界中が大混乱になった。 誰も外へ出なくなって、病院に患者が詰めかけて、政府が機能しなくなって、株価が大幅に下落してしまったと言ったところで、大体の人は、そこまではならんだろと冷めてしまいがちになるからだ。 何だかんだ言ってもみんな賢くて真面目だから、国は現実的で冷静だから、株価なんてもっとシビアなものだからと思い込んでいる。 実際には自分が罹っていなくても、報道と雰囲気だけでマスクもトイレットペーパーも売り切れてしまうのに、なかなか実感が湧かないようだ。 一方で、物語だと大体この辺りで画期的なワクチンが開発されてウィルスが根絶されるシナリオが必要になってくる。 それが国際的な医療チームによるもので、各国を動かす群像劇的な大イベントになるか。 あるいは市井のしょぼくれた男が偶然に発見して、頑なに認めない医師を説得して世界を救うのか。 いずれにしても、何かしらのハッピーエンドが用意しないと面白くない。 興味深いのは、現実の人たちは大パニックは信用しないのに、そういったハッピーエンドは割とありえそうに感じている。 いや期待していると言うべきかもしれない。 実際は、たぶんドラマチックな展開もなく、いつの間にやら終息していくという締まらない展開になると思うけど。 何はともあれ、怖がっていても仕方がないので、みんな家で大人しく小説でも読んで過ごせば良いのではないだろうか。 たぶん、それが一番適切な対応でもあると思う。 [一日三報]
[CNN] 飲酒運転疑われた男性、「腸発酵症候群」だった 体内でアルコール醸造
[Techinsight] 一切飲酒しない女性の尿からアルコールが検出「尿自動醸造症候群」と判明 今日の人体の不思議展 まあモノが発酵すると大体アルコールが発生するもので。 サルが果実を溜め込んでサル酒を作るというのは嘘という話もありますが。 人体で精製できるなら酒を買わなくて済むから便利かと思ったら、あまり楽しくもないようで。 [産経新聞] 「ストレスのはけ口で…」自転車のサドル盗み続けて5800個 容疑のトラック運転手逮捕 大阪府警
サドル盗難はたびたび耳にする事件だけど、倉庫を借りてまで集める規模はなかなか。 収集癖、執着癖のなせる業というか、別のことに活用できれば凄い才能を発揮しそう。 でも、そうはならないものだけど。 |
|
![]() |