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[今日の独言(ひとこと)]
大型犬は、小型犬を同じ種族だと認識しているのだろうか。
グレート・デーンはイングリッシュ・マスティフとアイリッシュ・ウルフ・ハウンドをかけ合わせた大型犬で、体高は約80センチ、体重は約50キロにもなる堂々とした犬種だ。 外見からは怖いイメージもあるが、飼い主に忠実で賢く、人見知りも少ない優しい性格で知られている。 一方、ミニチュア・ダックス・フンドはドイツでアナグマ狩りのために作り出された小型犬で、体高は約25センチ、体重は約5キロの愛らしい犬種だ。 人懐っこい顔で日本でも人気だが、あまり可愛がりすぎるとわがままになり、吠え癖も付いてしまうと言われている。 この二種の犬が道で出会った時、一体お互いをどのように感じているのだろうか。 体格の差や性格の差は人間同士の比ではない。 それでも同じ犬として認め合うことができるのか。 犬の知性についてはよく語られるが、犬も犬種によっては知性に大きな偏りがあるのではないだろうか。 そもそも犬は、人間や猫や他の動物の区別は付いているのだろうか。 むしろ細やかに区別しているのは人間だけで、それ以外の動物は他との違いにとらわれず、平等に付き合えるのかも知れない。 イングランド東部のノーフォークにある歴史的な大邸宅で、ガの駆除を目的に寄生バチを用いる試みが始まっているらしい。 邸宅に侵入するイガというガの幼虫が、カーペットや衣服などを損傷させるからだ。 そのために邸宅の管理人はトリコグラマ・エバネッセンズという体長約0.5ミリの寄生バチを邸宅内に放って対策を取っている。 この寄生バチはイガの卵に自身の卵を産み付けて、孵化した幼虫に中身を食べさせる性質があるからだ。 私はこの寄生バチのことは知らないが、名前と性質を見てもタマゴバチの一種だと分かる。 タマゴバチはその名の通り、獲物の卵に自身の卵を産み付けて孵化させるコバチの仲間だ。 実はこのタマゴバチこそ、世界最小の昆虫とされており、その中の一種は体長約0.2ミリほどしかない。 肉眼で見ることは難しく、その大きさは単細胞生物のゾウリムシよりも小さいのだ。 しかし、驚くべきことに、その見た目は紛う事なきハチそのものなのだ。 スズメバチやミツバチのような姿のまま、塵よりも小さなサイズになっている。 翅や脚はもちろん、脳も内臓も揃っており、飛んで食べて繁殖することができるのだ。 スズメバチもタマゴバチも、恐らくお互いのことは知らないだろうが、動物のサイズというのは相当多様に満ちている。 もしかすると人間も『借りぐらしのアリエッティ』や、それより小さな種類が見つかるかもしれない。 その時、私たちは犬種の違う犬同士のように平和に認め合って付き合えるだろうかと思った。 ちなみに世界最大の昆虫は、体長で言えば中国にいる60センチほどのナナフシらしい。 体重で言えばアフリカに生息するゴライアスオオツノハナムグリという甲虫で、大きさは10センチ以上、重さは最大で115グラムにもなる。 名前にゴライアスの付いている昆虫は、いずれも極めて大型の種類であると覚えておくと便利だろう。 このゴライアスオオツノハナムグリは飼育下ではドッグフードを食べさせているそうだ。 [一日三報]
[INTERNET Watch] 米警察、「著作権フィルターに検出されそうな曲」をかけて活動家のストリーミングを妨害?
なかなかのアイデアだと感心したが、どうもこれは卑怯と非難されることらしい。 しかし活動家や市民活動家って呼び名は、もうちょっと何とかならないのかな。 まるで他の人たちが活動していないみたいじゃないかと。 いやしてないけどさ。 [読売新聞] 神社参拝の代理人「御師」、90年ぶりよみがえる…コロナ禍で要望受け
今日のおかげ犬。 ちょっと前にデイリーポータルZで「ちょっと見てきて」という、近所の人が誰かの依頼を受けて現地へ見に行くっていう企画があった。 コロナだの緊急事態宣言だの今だと有料サービス化できるかもしれない。 [AFP] 強力接着剤で髪形1か月そのままに、米女性ティックトッカー支援募る
「こち亀」で見た。 あれは顔面も固まっていたけど。 それにしても、こんな自業自得の笑い話でも、支援を求めると応じる人が多くいるらしい。 寄付・喜捨文化のお国柄なのか、割とみんなユルユルなのか。 今のご時世、とりあえず何でも助けて助けてと言うのが正解なのかもしれない。 [今日の独言(ひとこと)]
弊著『ヒトガタさま』では、庚申堂(こうしんどう)と庚申信仰について少し触れた。
庚申信仰とは、中国の道教で伝えられる『三尸説(さんしせつ)』に由来している。 いわく庚申(かのえさる)の夜、眠っている人の体内からは、三尸の虫が這い出して、地獄の閻魔に宿主の罪を告白するという。 ゆえに、この夜は宴を催して眠らずに過ごすのが習わしだった。 庚申堂に飾られる赤い人形は『庚申様』と呼ばれており、元は三尸の虫を食べるため猿の化身として奉納されていたという。 猿は庚申の化身、また体に付いたノミを毛繕いで取って食べる姿から創造された物のようだ。 やがては人間の災難を引き受ける身代わりの役目も与えられた。 一方、飛騨高山地方に古くから伝わる人形に『さるぼぼ』がある。 近頃は可愛くデフォルメされて土産物にもなっているので、世間でもよく知られているだろう。 この『さるぼぼ』は形状が『庚申様』によく似ている。 どちらも赤色の人形で、『さるぼぼ』は『猿の赤ちゃん』という意味だ。 ただし、『さるぼぼ』の役目は安産や赤子の守りであり、やがて疫病除け、さらには身代わりの役目も担うようになったようだ。 『さるぼぼ』が今も広く世に知られている理由は、疫病除けのけの意味が大きい。 具体的には天然痘、かつて疱瘡(ほうそう)と呼ばれた不治の疫病を避けるために用いられていたようだ。 古代において疫病とはウィルスによる感染症ではなく、怨霊の祟りや神仏の罰と信じられてきた。 ゆえに、身代わりを立てることは避けられると信じられていたようだ。 さらに赤色は病を退けると思われていたので、『さるぼぼ』は赤色に塗られている。 これは会津地方の郷土玩具『赤べこ』が赤色なのも同じ理由のようだ。 『庚申様』と『さるぼぼ』は非常に似通った形状と役目を持っているにもかかわらず、調べていくとどうも両者は別の由来から派生したように思えてならない。 『庚申様』が庚申信仰から生まれたのは間違いないが、『さるぼぼ』は這子(ほうこ)と呼ばれる魔除けの人形、つまり雛人形と同じ由来から生まれたように思えるのだ。 それがいつの頃からか『庚申様』に近い形状へと代わり、 あるいは逆に『庚申様』が『さるぼぼ』に近い姿に代わり、そのうち疫病が流行り出すと疫病除けの役目を担い、さらには観光地のマスコットとして注目されるとグッズ展開がなされたようだ。 世の中にある古い物や、よく分からない謎の物、その由来を探してみるとなかなか面白い。 しかしあまり夢中になると全国どこにでもいる市井の郷土史家となって、小説も『古代史の謎』的な作品になってしまうので注意したいところだ。 [一日三報]
[AFP] 「猫じゃありません」リモート裁判で弁護士のフィルター外れず、米
[ロイター] オンライン裁判で弁護士の顔が子猫に、ズームのフィルター設定で珍事 [CNN] 裁判に臨んだ弁護士は「猫」だった、Zoomフィルターで手違い 米テキサス州 [Gigazine] Zoomを使った法廷審問で弁護士がキュートなネコに変身してしまう事態が発生 愉快だけど、そんな一斉に報じることだったのかと。 まるでマイケル・ジャクソンが死んだ時のような騒ぎである。 こういう状況を見ると、ニュースもタイミングだ大事なんだろうなと思う。 [毎日新聞] 渋沢栄一のアンドロイド 2体目は80歳ごろ 出身地で一般公開
こんばんは、渋沢栄一です。 大河ドラマの冒頭で「皆さんこんばんは、徳川家康です」と名乗られた瞬間、「あ、今年の大河はヤバイかな?」と感じた人も多いのでは。 これからは大河ドラマが切り替わるたびにアンドロイドを作っていけば面白いと思う。 ちなみに渋沢栄一の次は北条義時、さらに次は徳川家康って、またお前かよ。 [Number] なぜ「ミスしても味方に謝らない」のか…「神」と海外選手の真の関係性とは【サラーの祈り】
なかなか良い記事。 主観で良いだの悪いだのと決めつけていないのも良い。 まあ味方に謝って萎縮するよりは、神に誓って俺が俺がと攻めるほうが良いのかも。 でもプロならどっちにしてもメンタルは強いだろう。 [今日の独言(ひとこと)]
スノーボードをやり初めてから、かれこそ十数年になる。
きっかけは知人から誘われたこと、雪のない奈良の出身だったこともあり、雪山へ行ってみるのも良いかと思ったからだ。 本来の私は、出不精で引っ込み思案、家から一歩も出たくない、仕事でもなければ一滴の汗もかきたくない、できることなら図書館に住みたいと願う性格だが、それだけに家から外へと出してくれる誘いにはなるだけ応じるようにしている。 それと、ミステリ作家としてはやっぱり雪山の山荘くらい体験すべきだとも思ったからだ。 そんなわけで毎年一度は長野や新潟の雪山へ行っていたが、今シーズンはどうやらその機会もないままに終わりそうだ。 理由は、やはりコロナ渦による自粛ムードを気にしているからだ。 正直言うと、自分は絶対に罹患しない、罹っても重症化はしないという謎の自信を持っているのだが、周囲の人にうつす危険性を指摘されると行くわけにはいかない。 旅行にせよ出張にせよ、同じような理由で自粛している人も多いことだろう。 うっかり忘れそうだが、一応都市部では緊急事態宣言下なのだ。 そんな状況の煽りを受けて、スキー場とその界隈は大きな打撃を受けている。 実は昨シーズンも暖冬による雪不足の影響で客足が遠のいていたので、大雪の今年には期待がかけられていたと思う。 しかしコロナ禍は収束せず、頼みの外国人客もゼロ、強調するが減少どころかゼロとなったので、二年連続の大不況で壊滅的となっているスキー場も多いようだ。 近年、全国各地のスキー場では施設の老朽化や地域の高齢化が進んでおり、さらに魅力を失いつつある。 『レジャー白書』によるとスキー・スノーボード人口はここ10年で半減しており、宿泊施設でも特に大学生などがわいわい集まるような光景も見られなくなった。 行ってみればきっと楽しいと思うのだが、まず足が向かないのだろうとも感じている。 単なる利用者に過ぎない私の場合は、まあ今年は止めておこうと思うだけで済んでいるが、下手をすれば来年、再来年には、行きたくてもスキー場がなくなっている可能性もあるだろう。 何とか踏ん張って、耐え抜いてほしいと願っている。 今流行のキャンプと合わせて、手ぶらでできる、雪山テントキャンププランとかできないだろうか? ちょっとした遭難事故にもなりそうだが。 [一日三報]
[iFLYER] ラッパーのLil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)、額におよそ25億円相当・約11カラットの天然ピンクダイヤモンドを埋め込み超ゴキゲン
中島らもの短編に、額に穴を開けて窓を付ける話があったかと。 チャクラ的なアレか思ったが、マーベルのヴィジョン的なアレかもしれない。 第三の目により新たな才能が開眼するかもしれないが、悪いサノスにブチッといかれないか心配。 [沖縄タイムス] コロナの消毒液が菓子箱にかかると意外な影響が 沖縄の業界団体が注意を呼び掛け
去年、今年は多分、生涯で一番多く手を消毒している。 アルコールによる手荒れも含めて、そろそろ色々なところで影響も現れてくるかと。 アルコールによる火災も増えるかと思ったが、それはまだ聞かないね。 [今日の独言(ひとこと)]
「今年の節分は124年ぶりに2月2日!」といった宣伝をスーパーマーケットなどで見かけるようになった。
何の話かと思ったら、今年は暦の関係で立春が2月3日になるので、それに合わせて節分も1日早まるそうだ。 ご存知の通り1年は365日だが、これは正確には365.2422日、つまり365日プラス6時間ほどと定められている。 よって4年ごとに「うるう年」として1日増えるわけだが、しかしこれも正確には24時間と45分ほど増えてしまう計算になってしまうだろう。 で、まあそんなこんなで、色々やりくりした結果、今年は124年ぶりに2月2日を節分にするらしい。 やりくりについては気になる方は各自調べてみてください。 で、前回2月2日が節分になった124年前と言うと、1897年、明治30年になる。 日本は大日本帝国で、日清戦争以後、日露戦争以前のイケイケドンドン時代に突入しつつあった頃だ。 また沖ノ山炭鉱(後の宇部興産)、日本勧業銀行(後のみずほ銀行)、日本楽器製造(現・ヤマハ)などが創立した年でもある。 あるいはトーマス・エジソンが映画鑑賞装置キネトスコープの特許を取得した年でもあり、現代の映画、テレビ、動画の『種』がようやく芽吹いた年でもあった。 当時は誰一人として動画を観たことがないと思うと、なかなか隔世の感があるだろう。 1897年に誕生した人には、我妻栄(法学者)、東郷青児(画家)、花菱アチャコ(漫才師)、『ポセイドン・アドベンチャー』の ポール・ギャリコ(小説家)、『鞍馬天狗』の大佛次郎(小説家)、『眼球譚』のジョルジュ・バタイユ(思想家)、ヨーゼフ・ゲッベルス(ナチス・ドイツの宣伝相)、ラッキー・ルチアーノ(マフィア)、宇野千代(小説家)、日本SFの始祖、海野十三(小説家)など、癖のある面々が揃っている。 また元・長寿世界一の男性にして、歴代の男性世界最高齢記録保持者でもある木村次郎右衛門が生まれた年でもあるので、当然ながらそれ以前に今も存命の人間は皆無となるだろう。 なお木村次郎右衛門は、ついこの間の2013年に116歳で亡くなった。 動画を作ろうとしたエジソンや、未来小説も多く手がけた海野十三、あるいはプロパガンダの天才と称されたゲッペルスなどが、124年後の今を目にしたらどう思うだろうか。 きっと初めはびっくり仰天するだろうが、そのうち案外、大したことないなと思うのかもしれない。 [一日三報]
[ロイター] 東京五輪、米フロリダ州での開催をIOCに申し入れ=州当局者
2021年東京オリンピック2020 in フロリダ。 『殺伐としたスレに○○が!』の間違いだらけネタを思い出した。 もう太平洋上に無国籍の『オリンピック島』を作って、毎回その島でホスト国が大会を運営すればいいと思うのだが、どうか。 [CNN] 死者とも会話できるチャットボット技術、マイクロソフトの特許取得で物議
こんばんは、織田信長です。 歴史上の偉人や、うちの死んだお婆ちゃんとも会話できるのかと思ったが、やはりそれまでにデータを蓄積しておく必要はあるようで。 つまりこれから死んでいく人のための技術になりそう。 AI倫理がどうこう書かれているが、そんなものはヒョイと飛び越えて、老害扱いして踏みつけにしてきた例はいくらでもあるわけで。 求める声が高まれば世に出回ることになりそう。 [AFP] 「終末時計」残り100秒 昨年と同じ
というわけで、戦争激化の理由も、地球環境悪化の理由も、結局はお前ら人類が動き回るからだという話。 全人類の体内時間を遅らせる方法があれば、実はそれが一番世界平和、環境改善に繋がるのかもしれない。 でもそんなことはできないから、みんなでゆっくり慎ましやかに生きることを心がけるべきかも。 焦らずのんびり、ポジティブは悪なのだ。 |
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